巨匠対決!


明日で終わりというこの日、混雑を覚悟して行ってきました巨匠対決。
フェルメール展もはじまっていたし、お盆休みということもあり、、上野は公園口改札からものすごい人。巨匠対決・日本美術は入場制限がかかっており30分待ち。炎天下の行列。それでも見たい!という人ばかりなんですネ。
墨絵・南画といった絵画のみならず、木彫・陶器・茶器・仏像・・・多義にわたる対決は日本美術の奥深さを再認識。

対決させる手法、面白いですね。それぞれの特徴を際立たせる。作家の生い立ちや人生、そしてその時代背景も深い影響をおよぼしていますし、本当に興味深い。

俵屋宗達尾形光琳の「風神雷神いづれもすごい迫力!!私は屏風からはみでた構図の宗達の方が好きです。ほんとうに素晴らしい構図!!
光琳は孔雀・立葵図屏風の立葵にみとれてしまった。うつくしいったらなんの。はあ、こんな絵を描いてみたい。

楽茶碗対決は、光悦の黒楽茶碗「銘時雨」に1表。
富士山対決は、横山大観!これ、見たかった〜〜!!黄金色の空、ひょこひょこの雲、そして鮮やかなブルーの富士。色も構図もほんとうにすばらしい。

対決なくしても見ごたえのある作品ばかりずらりでした。