ヴィーナスに会ってきました。

ヴィーナスという愛と美の女神が、古代からルネサンスバロックにいたるまで、どのように描かれていったのかということを追って紹介している展覧会。やはりナンと言っても、ウフィツィ美術館からきたティツィアーノの名品《ウルビーノのヴィーナス》が圧巻でした。このあどけないようでいて妖しく誘う黒い瞳。透き通るような白い肌は美しくなまめかしい。金色の髪はふんわりとしていて、恥じらいのないふっくらとした体つきは、神聖さや豊かさを感じます。裸婦の持つバラと窓辺の緑の植物がヴィーナスの表象なのだそうです。3〜4年前にウフィツィ美術館で初めてみたときも感動してしばらく見入っていましたが、今回もまたうっとりと見とれてしまいました。美しいものはいつ見てもよいです^^
ミケランジェロの描いたヴィーナスは筋肉が隆々としていて、力強さがあらわれていました。

上野公園の桜はまだ少ししか咲いていませんでした。
が、楽しそうなお花見客は盛り上がっていました!