フェルメール


待望のフェルメール展へ。それにしても、入場するのに1時間、入ってからもフェルメールの絵の前には人の山。すごい人気です。


一番よかったのは、

「手紙を書く婦人と召使い」1670年頃
アイルランド・ナショナル・ギャラリー蔵

です。


縦長の窓からカーテン越しに差し込むやわらかい光で部屋全体が明るく、手紙を書く女性の洋服をまぶしく照らしています。白い洋服と頭巾はなんともやわらかいクリームのような感じ。くしゃくしゃになった手紙が絵画前方におちています。どんな手紙なんだろう。真剣な顔で書いてるので、謝罪とか和解とか?後ろで待っている召使は、早く書き終わらないかな・・・なんておもいつつ窓の外を眺めているようです。心ここにあらず。何気ない静かなシーン。この絵画の光が一番印象的でした。
今までに2度も盗難にあっている絵だそうですよ。無事にもどってきてよかった。。。
http://www.tbs.co.jp/vermeer/jpn/works/index-j.html

やわらかい光、シンプルな構成。
何度見てもいいですね。
人気の理由も納得なのです。

フェルメールの全作品35点、全部みたいなぁ。