PICASSO

LaBelleVie2008-11-03

国立新美術館でやっている「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」をみてきました!
油絵・彫刻・素描、いわゆるキュピズムのピカソ以外の彼の作品を年代を追って楽しむことができました。常に、貪欲に、新しいものを自分のものにし、自分の世界観・スタイルを模索・確立していく姿、91歳になってもなお精力的に制作活動をつづけ、作品にはその時代とその時の彼のミューズの影響が色濃くでていて、とても興味深かったです。常に新しいものを考えて発表しつづける姿、、、今の会社の姿勢と同じだ・・・と思いました。
サントリー美術館で同時開催されている「魂のポートレート」も行きたいです。

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1900「青の時代」:友人の死をきっかけに、社会の底辺の物悲しくも尊厳にあふれる人々の姿を青で描く。
1904「バラ色の時代」:モンマントルのアトリエ洗濯船でサーカス・芸人を描く。生活の喜び。
1906「黒人芸術」:アフリカ・イベリアなどの力強くシンプルなフォルムを追求。セザンヌにも影響を受ける。
1909「分析的キュピズム」:面を割って、それを組み立てなおす
1912「パピエ・コレ(総合的キュピズム)」:明るい色、貼り付け、立体的。
1915「再現的表現」:バレエ
1920「古典主義」:ジャン・コクトーエリック・サティーと協働。イタリアを訪問、写実主的な表現へ。
1925「シュールレアリスム」:美は痙攣的なもの。
1928「ミノタウロス」:自分の分身として、欲望、略奪者としてミノタウロスを多数描く。
1937 ゲルニカ発表