六本木ムーラン・ルージュ


サントリー美術館で開催されている「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」展に行ってきました。ロートレックといえばムーラン・ルージュや黒猫のポスターが有名ですが、今回は油彩画、水彩画、素描もたくさんあって、かなり見ごたえありました。
印象的だったのは、彼はどんな美人も美人にはかかないこと。どちらかというと醜い。でも、真実の1瞬をとらえた絵画には生の厳しさ、それゆえの美しさが表現されている・・ような。彼の愛情を感じます。そして、大胆な構図はお見事!どれもインパクトがあります。当時のパリを映し出す動画、参考にされたという浮世絵など、背景描写の資料が豊富で、理解が深まりました。36歳でこの世を去ったロートレック。若すぎる。常に自分の芸術観を追求していた真撃な姿勢には感動です。

14時ごろ会場を出ると、長蛇の列。午前中がおすすめです。

歩きつかれて、スタバで休憩。レモンケーキ、美味しかった。