アメリカVISA・グリーンカード取得まで

6ヶ月以上、時には1年以上かかるといわれているアメリカのVISA取得プロセス。
2012年6月5日の申請から7ヶ月過ぎとなる本日、ようやく最終面接がおわり、VISAの受け取りを待つのみとなりました。
書類不備や差し戻しなどは一つもありませんでしたが、サンクスギビングやクリスマスをはさんだからでしょうか、結構かかりましたね。
法律とフローが変わり、不透明なインストラクションの中、たくさんの方々のブログ情報に助けられました。
ありがとうございました。
そんな感謝の気持ちもこめて、自分の記録も公開します。
どなたかのお役にたてたら幸いです。

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ビザの種類:CR-1

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[USCIS]
2012/6/5  Submit I-130/G-1145/Certificate of acceptance of Notification of Marriage/
Photo/G-325A/Pictures/Check $420/Birth cirtificate
2012/6/11 NOA1
2012/6/19  NOA2

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[NVC]
2012/7/30 Get Email of DS-1200 (DS-3032(Choice of address) / AOS bill(pdf) Get Case Number)
2012/7/31  Pay AOS bill ($88)
2012/8/2  Send DS-3032(Choice of address)/AOS bill
   AOS bill status =>「PAID」
   (Email of Acceptance of DS-3032←他の方は受け取っているというこのメール、私たちは受け取りませんでした。)

2012/8/10  Pay IV fee bill ($230)

       (空白期間・・・・2ヶ月音沙汰なし。)

2012/10/15 しびれを切らしてメールで問い合わせ。「IV fee」受け取りましたか?進捗いかがですか?
2012/10/26 返信。「IV fee」受け取りました、次はI-864などを提出してくださいとの指示。
2012/11/05 Send I-864(AOS package)/DS-230(IV package)/住民票/パスポートコピー/写真2枚/警察証明書
2012/11/14 書類受け取りましたか確認メール送信
2012/11/28 Email about Interview Day/Case Complete

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[Embassy]
2012/1/28  Interview

ボディチェック・持ち物検査ののち(携帯やカメラ等電子機器はすべて預ける)待合室へ。
①番号が呼ばれたらまずは書類提出。書類原本はすべて提出済みだったので、健康診断書・証明写真2枚・レターパックのみ提出。
②指紋採取。ウン十年前のインドネシアでは黒インクをべったりつけての採取でしたが、今日は電子採取。時代はかわりました。
③面接。前後の方がかなり長く話していらっしゃったので、耳を傾け、自分の場合はなんて答えようかこころの中で練習。
呼ばれたブースには、背の高いにこやかで感じのよいおじ様。自然と私も笑顔で「Hi」といい、まずは右手を挙げて、嘘はつきません宣誓。アメリカっぽい。

(1)今日は●●から来たの?
(2)結婚してどれくらい?
(3)どこで出会ったの?
(4)彼は今アメリカで何をしている?
(5)インディアナポリス行ったことある?好き?

以上、終了。(1)と(5)は雑談的な感じで、(4)では、彼の会社からのレターはきちっと読んでいた模様。ここがポイントか?
なんというか面接というか、ともに書類のチェック!のような感じでした。
では、来週VISA送りますね、ということで終了。
預けた荷物を受け取って外に出たら11時前。トータル1時間半。ほとんど待ち時間でした。

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「警察証明書」について

VISA申請にあたり、過去滞在したことのあるすべての国から「警察証明書」を取得し提出することが求められるのですが、その「警察証明書」を発行することのできない国もあります。私は過去インドネシアに滞在したことがあるのですが、インドネシアは発行できないということで、提出はしなくてOKでした。国によって違うようなので、アメリカ大使館サイトでよく確認したほうがよいです。

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「健康診断」について

面接日が決まってから、私は指定病院である聖母病院に電話をして1週間後の予約を取りました。13時の予約で、12時過ぎについてしまったのですが、すぐに書類記入やヒアリングをして、健康診断は先に受けさせてもらえました。先生との面談は14時ということで、それまでは病院最上階のカフェでゆっくりしていました(病院の周りで時間をつぶすのは難しそう)。先生の診断では、先に行ったヒアリングと検査の結果についての確認と、体に傷などがないかをくまなくチェックされますが、女医さんでしたし安心でした。
私は予防接種の記録がなかったため、抗体検査をしました。結果、抗体があったので最小限の予防接種のみで済みました(結果が出るのは数日後です)。
大使館に提出する書類は開封できませんが、コピーを1部いただけるので、結果を自分で確認することができますのでこれはよかったなと思います。とてもきれいな病院で、スタッフも大変親切で、スムーズかつ快適に健康診断書を用意することができましたので、こちらの病院にお世話になってよかったと思っています。

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「ビザ申請中の渡米」について

これはネット検索をすると色々なケースが書いてありますし、ケースバイケースなので、参考にならないかもしれませんが、私の事例です。


・用意した書類
NVCからのレター(原本)
ビザ申請書類コピー
彼からのレター(●月●日には必ず帰国し、日本でビザのプロセスを必ず終わらせますと宣誓したレター)
住民票
仕事関連書類(今仕事をしているので、日本に帰ることが必要であるということを証明するため)


・イミグレで聞かれたこと
「何のために来たのか?」
「何日、どこに滞在するのか?」


私がビザ申請中だと説明すると顔色が変わり、
「ビザ申請中は渡米できない!なんで来たんだ?」
といきなりキレる。

アメリカ大使館のサイトには、ESTAが取得でき、
帰国することが証明できれば入国可能と書いてありました」というと
「大使館の人は何も知らないんだよ!なんで来たんだ!」と。。。

オジサン、そんな感情的にならなくても・・・


そして彼からのレターを見せると、キレた審査官は上司らしい人の元に行き、説明。
上司らしき人の指示で隣の部屋へ行くと、女性審査官に呼ばれました。


「旦那さんはアメリカ市民なのね?」
「いつビザを申請したの?」
「ビザ申請書類の原本見せてください」
「前回の渡米はいつ?何日間滞在していたの?」
「仕事は何をしているの?」
「いつ帰国予定?」


さっきのオジサンとはうってかわって、大変おだやかに聞かれて、入国スタンプをポンと押してくれました。
キレられて変な汗かきましたが、別室でのやりとりはわずか数分だったので、ほっとしました。
「●月●日に必ず帰国しますレター」用意しておいてよかった^^
ちなみに入国審査はトロントでした。

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