恋愛について、話しました。

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グリーンとピンクのコントラストがひときわ目を引くデザイン、岡本敏子さんと、よしもとばななさんの対談集。


賭けなきゃ。自分を投げ出さなきゃ、恋愛なんて始まらないじゃない。

岡本敏子


潔い言葉、かっこいいです。
ページをめくると、こんなフレーズから始まっています。


岡本太郎さんとの関係を、

ただ、本当に好きで、好きで、好きで、好きで、なんでもやってあげたいと思う。
だって、あんな人いないんだもの。

という敏子さん。


旦那様との関係を、

燃えるような恋というより、適材適所。
お互いこれからまた人生をはばたいていく、ベースキャンプみたいな感じ。

というばななさん。


社会的なものにとらわれず、自分のスタイルで自分の恋愛をしているところがかっこいい。


二人の知識、分析力、表現力はすごい。
恋愛論のみならず、日本の伝統、習慣、教育背景を的確に分析し、それぞれの思い、生き方、考え方、日本のあり方までもが語られています。
そしてなによりもパワーがある。


ここちよい、そして力強いカツをガツンと、いれられた感じです。


日本人は、雑誌読みすぎ。そして雑誌の受け売りが多い。楽しく生きている人が少ないから、何が楽しいというのがあんまりわかならいのではないか。。。
イタリア人とか生きているだけで楽しそうじゃないですか。
こんな楽しくない国はこの世にないですよ、今。

というばななさん。


何でもあって便利な世の中となり、好きなことはたいていのことは叶えることができる日本だけど、満たされないところここなんでしょうか。。。


強くて素敵なふたりの生き方に憧れますね。
もっともっともっと楽しむことにこだわって、自分らしく、いきたいなと思いました。