オランダの光

[rakuten:dvdirectz:10226471:detail]
ジェームス・タレルはじめ現代美術作家、トラックの運転手(!)、キュレーターたちがオランダの光について語るドキュメント。干拓・運河・水・曇・雲・反射といったオランダの独特の環境が、独特の光を生み出している。イタリア絵画には物語りがあり、スペイン絵画には情緒が、オランダ絵画には光がある。フェルメールルーベンスといったオランダ絵画の現実性、正確性、光にすっかりみせられましたが、あの独特の光のうまれるしくみがよーくわかりました。いつもちょっとくもっている、干拓とくもの間を拡散している光。朝、昼、晩。おおざっぱな光しか意識していないけれど、日本の光、東京の光、南国の光。光の機微に気をつけてみたい。