もしや、ルパン?

最澄と天台の国宝 天台宗開宗1200年記念 特別展(東京国立博物館)へいってまいりました。経典や曼荼羅・仏像・法具・祭壇・経典・書物の数々。最終日前日、GWということもありかなり混んでいましたがじっくりと観賞することができました。足はかなり痛くなりましたケド…。
天台宗のはじまった比叡山延暦寺のものが多いのかなとおもっていたのですが、全国から国宝があつまってきていました。山形で訪れた山寺も、天台宗。仏像のおだやかな表情、迫力のある地獄絵、繊細な法華経の経典。どれも見ごたえがありました。1000年以上も前につくられたもの。興味深いです。蓮の華を左手に、優雅にたつ聖観音菩薩立像は見入ってしまいました。最近西洋美術やキリスト教美術ものを観賞することが多くなっていましたが、日本のものもいいですね。ちょっとおどろいたのが、展示物のかわりに貼ってあった「どなたか知っている人は教えてください」という貼紙。行方不明らしい。え、盗難?もしや、ルパン?